ブログ

BLOG

ブログ

家事の負担軽減、食洗機は本当に必要?

2021年04月22日

皆さん、食洗機は必要だと思いますか?
実は、以前私のお家に卓上型の食洗機を導入したことがありました。使い始めた当初は、とても使い勝手がありましたが、現在は放置されています。
・とにかく場所を取る。
予洗いする必要がある。予洗いする必要があるのであれば、手洗いで済ませた方が…
・洗い残しがあれば、手洗いで洗い直し。
・家族と食事の時間が合わないため、食器を使用したい時に洗浄されていることがあり、食洗機を使用するタイミングが合わない。
・こまめなメンテナンスをしなければ食洗機内が臭う。
このことから、現在はすべて手洗いをしています。

しかし、以前新築を建てられたお客様の中に海外製の食洗機を導入されたご夫婦がおり、そちらを見て、触れてから海外製で、なおかつビルトイン型の食洗機がかっこよくて素敵だな~と思うようになりました。
そのため、いつか家を建てたり、新しく導入するか迷っている方のための検討材料になって頂ければと思い、今回は食洗機は本当に必要なのかどうかを考えていきたいと思います。


食洗機といっても据置型のタイプとビルトイン型のタイプが存在します。
据置型とビルトインタイプの食洗機のメリット、デメリットを比較してみました。

据置型ビルトイン型
住まい賃貸向き戸建、分譲マンション向き
家族人数1~3人5~6人
洗い方こまめに洗うまとめて洗う
自分で設置可能か分岐水栓の取り付け
自分で設置可能
簡単なリフォーム
専門業者に任せる
スペース卓上のスペースが減る
存在感がある
キッチンの収納が少なくなる
キッチンがスッキリ見える
洗浄時の音は?
(図書館の騒音レベルは約40dB程度)
約36~40dB程度
振動がキッチン天板などに伝わりやすい
約37dB程度
振動がキッチン天板などに伝わりにくい
価格5万円前後
(取付費1万円前後)
8万円前後
(取付費3万円前後)
平均寿命約5~7年約10年

据置型にもビルトイン型にも共通して言えるのが、家事の負担が軽減でき、時間に余裕ができることだと思います。家族で食事をする時間がバラバラで合わないという方には個人的にはお勧めできませんが、家事の負担が大幅に減ることで、家族団らんの時間が増えます。また、手洗いよりもずっと少ない水量で洗うことができ、電気代を含めても光熱費の節約になります。

安価に買うことのできる据置型の食洗機は導入しやすいというメリットがあります。
また、家族の人数が少ない方やワークトップに余裕のある方は据置型の方が利便性があると思います。

ビルトイン型は初期費用や修理費用は高く設定されていますが、平均寿命年数が10年程度あります。定期的なメンテナンス、お手入れをすれば、使用可能年数を引き延ばすことができます。また、ワークトップを広く使うことができ、キッチンがすっきりと見えるだけでなく、据置型に比べて静音性に優れています。

食器を洗い、拭きあげるという一連の流れを全自動でしてくれる食洗機、洗い終わればそのまま食器棚に戻すだけのため、キッチンでの無駄な動きが減らせ、家事の負担を軽減させます。また、普段使うものであれば、食洗機自体が食器棚の役割を果たすため、そこから出し入れでき、しまうという作業も省くことができます。
寒い時期の洗いものや手荒れを防げるというのも嬉しいことです。

せっかく導入するのであれば、キッチンの見え方もこだわりたいものです。ビルトイン型を取り入れるにしても、浅型や深型があったり、設置位置、設置高さによっても使い勝手が変わってきます。普段の自分の動き考えてこれまで以上に楽になるように設置する必要があります。また、カラーの組み合わせなどもキッチンに立つ楽しみをつくるきっかけとなります。キッチンひとつとっても考えることがたくさんあり、未来の生活を想像できるとワクワクし、考えることも楽しくなります。

食洗機は本当に必要?と迷っている方は、新築の機会にぜひ検討してみてはいかがでしょうか。