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子ども部屋は分ける?一つの大きな部屋にする?

2021年07月02日

こんにちはスタッフ阿部です。

お家づくりを考えたとき、お子様の個室を作られるか、あえて個室を作らず、お部屋を丸ごと広々と使える空間にされるかで迷われる方がいらっしゃいます。
今回は子供部屋を個室にした時と、あえて個室を作らず一つの部屋にしておき、後から間仕切り壁を設置した場合のメリットデメリットを見ていきたいと思います。

初めから個室の間取りにした場合


メリット
・入居してからの費用を抑えられる。
 お家の設備やメンテナンス等で何かとお金がかかるため、入居してからの費用はできるだけ少ない方が嬉しいです。
・個室用の家具や照明器具、カーテンなどのファブリックといったインテリアが決めやすい。
 初めから個室であれば部屋の大きさが変わらないので、部屋に合った大きさの家具や家電が決めやすくなります。

デメリット
・入居してからの柔軟性が低い。(1部屋当たりの大きさが狭い)
 お子様が小さい時には、広いスペースで遊ばせたいという場合に個室にしてしまうとどうしても一部屋当たりの部屋が狭くなってしまうため、理想通りにはいかないことがあります。また、入居前に子どもは2人予定していたが、入居後に子供が3人になった場合、2部屋の中でやりくりしなければなりません。

あえて個室にせず、後から間仕切り壁を設置した場合

メリット
・部屋を広々と使える。
個室を作らずに将来間仕切り壁をたてて、簡易的に個室にすることができます。
子供部屋から兄弟姉妹の個室、子供が独立した後も、夫婦の趣味の部屋や客間としても使用でき、フレキシブルに対応できます。

デメリット
・入居後に費用がかかる。
・住宅ローンに組み込めない。
・間仕切りの仕方によっては工事が必要になる。
・工事中は部屋が使えなくなる。
入居後に間仕切りを作る際には工事費が必要になります。大体の相場が10~20万円ぐらいのため、ローンを組めるほどの費用ではなく、一括現金払いになってしまいます。
また、間仕切りで新しく壁をつくる際には、工事前に部屋に置いてあるものを片づけたり、処分する必要があります。一つの大きな部屋を採用される場合は、家具や家電を揃え過ぎない方がよいかもしれません。

入居後にメンテナンスのかからないお家にしたいのであれば個室の採用した方がよいかもしれません。また、小さいときのお子様の遊びスペースを別で(一階の和室、リビング等)で確保できるのであれば、狭い個室でも十分な遊び場として活用できるかもしれません。

しかし、長い期間の中で、子どもが個室をたくさん使う期間は短いです。県外の大学に進学してしまえば、さらに個室を使う期間は短くなります。そのため、子供部屋というのはしっかりと仕切った個室がいいのか、ワンルームにしておいて必要になったときに一時的に分けて使い、子供たちが独立したらそのワンルームを夫婦の趣味スペースにしたり、帰省したら寝室として使えるような、そんな空間にしておくのもありなのではないでしょうか。

現在、規格住宅のモデルハウスを庄内町に建築中です。
こちらのお家では、子供部屋を想定した洋室を個室にしない間取りとなっております。
8月に完成見学会を予定しておりますので、個室にするか、ワンルームにするか迷われている方は、ぜひご見学にいらっしゃってください。