こんにちはスタッフ阿部です。
木を基調としたお家を建てるなら、天井も木で仕上げてみるのはいかがでしょうか。
板張り天井に憧れる方も多いのでなないでしょうか。今回は、板張り天井の魅力をお伝えいたします。
板張り天井の魅力
1.重厚な雰囲気と高級感をつくることができる
天井を板張りにすることでシンプルな空間であっても木目の美しさが際立ち、重厚な雰囲気の高級感が演出できます。
2.リラックス効果がある
自然素材本来の木の香りにはリラックス効果があり、よりくつろぎを感じることができます。お家の中で森林浴している気分になることができます。人工素材のみを使用したお部屋よりも自然素材ならではの温かみを感じ、落ち着いた雰囲気に癒されます。
3.高い天井の開放感が演出できる
屋根の勾配をそのまま活かした勾配天井を板張りにしたり、吹き抜け部分を板張りにすることによって開放感あふれる空間を演出できます。また、美しい木目の仕上がりで部屋に入ると自然と天井に視線が広がり、天井の高さが強調され、それらを活かした空間づくりが可能となります。
施工例
こちらのお家はLDKの天井に《レッドシダー》の材質を使用しております。《レッドシダー》は深い赤みのある異なる板が組み合わさっており、高級感を演出してくれます。無垢の床材と合わせて取り入れることで一体感が生まれ、木の温もりをより一層感じることができます。
こちらのお家は、屋根の軒天に《レッドシダー》を使用しております。軒天井を板張りにすることで外壁との色のアクセントが生まれ、デザイン性が高くなります。また、高級感のある雰囲気に仕上がっております。
こちらのお家は、LDKの吹き抜け部分に《レッドシダー》の板張りを使用しております。天井に自然と視線が行くため、吹き抜けの開放感が演出できます。梁の色味に合わせた天井にすることで一体感があり、木の温かみをより一層感じられるお家に仕上がっております。
こちらのお家はキッチン部分に《シナベニヤ》を使用しております。 合板と呼ばれる大きな板を異なる向きで張っております。キッチン部分のみを板張りにすることで素敵なアクセントになっております。シナ合板やラワン合板などが一般的ですが、OSBボードと言った少し質感の違うものを利用する場合もあります。価格は抑えられますが、板張り天井とする効果は十分得られるはずです。
まとめ
板張り天井にすることでシンプルな部屋にも個性が生まれます。
天井の一部だけにアクセントとして使ったり、寝室や趣味の部屋などの個室に取り入れたりしても良いと思います。
板張り天井は素材の魅力を活かしてこそ意味があります。場所によっては圧迫感を感じる場合があったり、火を使うキッチンなどでは内装制限がかかる場合もあります。用途に合った素材選びと魅力を引き出せる場所選びをすることが重要です。
壁の色や素材、手持ちの家具などとの相性を良く考えながら素敵に取り入れてみましょう。