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【施主支給】を考えている方のための知っておきたいこと

2022年06月07日

こんにちはスタッフ阿部です。

皆さんは施主支給というのをご存知ですか。新築やリフォームをする際に、SNSなどでみつけた素敵な照明や同じ設備が欲しいと思ったことはありませんか。また、できるだけコストを抑えたいという理由から施主支給を希望する方もいらっしゃいます。今回は、施主支給とはなんなのか、また施主支給のメリット・デメリット・注意点についてみていきたいと思います。

施主支給とは

お施主様が個人で購入した設備や建材などの発注業務を施工会社の代わりに務め、施工会社に渡して取り付けてもらうことです。なお、お施主様が購入してご自身で取り付ける場合は『施主施工』となります。

通常   :施工会社が発注 ⇒ 施工会社が取り付け
施主支給 :施主が購入 ⇒ 施主から施工会社 に支給 ⇒ 施工会社 が取り付け
施主施工 :施主が購入 ⇒ 施主様が取り付け

施主支給のメリット

・自分好みのこだわりの商品を購入できる。
・お安く購入できる。

施主支給のデメリット

・仕様や規格、特性などを理解した上で購入する必要がある。
・配送スケジュールの調整や検品、トラブルなどの対応も自分で行わなければならない。
・いつついたのかわからないキズなどはお施主様の責任となるため、搬送後の商品をしっかり確認しておく必要がある。

施主支給の注意点

・もし施主支給をする可能性があるのであれば、契約前にハウスメーカーや工務店などの施工会社に確認しておく必要がある。
・住んでから起きた不具合やメンテナンスなど、どこに連絡すればよいか明確にしておく必要がある。
・安く済ませることを目的とする場合、商品自体が安くても工事費・取付費を含むと施工会社の方が安い場合もあるため、確認が必要である。

施主支給で特に重要なのが、施工のタイミングに合わせて納品するということです。
住宅の建築工事はいろいろな工種の連携で成り立っています。そのため、ひとつ納品が遅れると全体の工程に影響してしまいます。
配管・配線などの工事に間に合うように購入し、実際の施工日に合わせて納品するのが施主支給をスムーズに行うポイントとなります。

施主支給に向いているもの・向いていないもの

向いていないもの・・・キッチン・ユニットバスなど
配線や配管などは複雑な上に、トラブルが発生した際に原因の追求が難しいため。

向いているもの・・・手洗い鉢や照明器具、カーテン、家具など
お施主様でも簡単に取り付けることが可能で、工事への影響が少ないため。

まとめ

今回は施主支給についてまとめてみました。施主支給をお考えの方は、施主支給できるかどうか、またどういった物を支給したいのか、コストダウンできるかどうかも含めて、早い段階で施工会社に相談することをおすすめします。
施主支給は自分のこだわりのものを選べることが最大のメリットだと思います。よりマイホームを好きになれ、充実感・達成感も感じられると思います。
弊社でも施主支給のご対応いたします。購入してから「取り付けられない!?」とならないためにも連携し一緒に素敵なお家づくりをしていきましょう!