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和の暮らしの魅力

2022年10月27日

こんにちは、スタッフ阿部です。
伝統的な日本の部屋づくりである和室は、心地のよい癒しの空間として親しまれてきました。現代では、洋室を中心に和室・畳コーナーを組み合わせた和洋折衷のお家も増えるなど和の良さを生かしたお家づくりも盛んになってきております。
今回は和の暮らしの魅力と洋室を中心としたお家に和室・畳コーナーを上手く取り入れる方法をご紹介します。

和室の魅力

1.イグサが持つ特有の香りには疲れた身体を癒し、心を静めてくれるようなリラックス効果があります。森林浴をしているような気分を感じられ、アロマテラピー効果を与えてくれます。

2.自然に生み出した畳の黄緑色には、人の心に安心感を与えます。また、現代社会で乱れがちな自律神経を整える色ともいわれています。

3.畳に直接座る昔ながらの日本のライフスタイルは、天井までの空間を広く感じさせことができるため、開放感があり、リラックスできる空間を作り出してくれます。

4.梅雨時や湿気の多い季節では、畳が余分な水分を吸引する作用があります。その一方で、室内が乾燥しているときには蓄えた水分を放出し、適切な湿度を保つ作用があります。

5.冬場には室内であたためられた空気を逃がさず、夏場には外気の影響を受けづらく、室内の温度上昇を防ぐ働きが期待できます。

6.隣の部屋や真上の部屋がフローリングの場合、よく音が響くと思いますが、畳には吸音効果があり、あまり響かないという良さがあります。テレビなど電化製品の音も畳が和らげてくれる可能性があります。

7.小さなお子様やお年寄りとご一緒にお住いのご家庭では、万が一の転倒の際も弾力性があるため、ケガを妨げる可能性があります。

和室・畳スペースの活用方法

1.小さなお子様のお世話スペース
 小さなお子様がいらっしゃるご家庭では、柔らかい畳の上でお子様の着替えを行ったり、おむつ交換を行ったりすることができます。また、お子様のお昼寝スペースとしても活用することができ、LDKの一角に設けた和室・畳スペースであれば、寝ているお子様の様子を見ながら家事や料理ができるでしょう。

2.家事スペース
 畳スペースで洗濯物を整理したり、畳んだりすれば、足の負担を減らしつつ、家事ができます。アイロンがけや裁縫などの家事を行うスペースとして、リラックスしながら活用できます。

3.大人のお昼寝のスペース
フローリングでそのまま横になり、身体が痛くなった経験がある方も多いのではないでしょうか。しかし、和室・畳スペースであれば、畳ならではの柔らかさによって、そのままお昼寝できます。ソファを設置せずに気軽にヨコになれるため、快適なスペースとして活用できます。

4.キッズスペース
 リビング内に畳スペースを設ける場合、お子様の遊びスペースとして活用できます。特に小さいお子様がいらっしゃるご家庭では、遊んでいる時でも目を離すのが心配なため、常に子供を見守りやすい環境でありつつ、フローリングよりも傷がつきにくいため、思う存分遊んでもらえます。

施工例

こちらのお家は、LDKの一角に小下がりの2帖の畳スペースを設けております。お子様が遊べるスペースとしてもお使いいただけます。

こちらのお家は、玄関右側に3帖の畳スペースを設けております。来客を通すスペースとしてお使いいただける他、趣味スペースとしてお使いいただいたり、お昼寝をしたりすることもできます。LDKとスノコデッキでつながっているため、部屋全体を一体としてお使いいただくことができます。

まとめ

いかがでしたでしょうか。今回は和室の魅力と、施工例についてまとめました。
身近に畳の存在を感じられることで、心身ともにメリットがあり、普段の暮らしの場としても便利に活用できるということがわかりました。一つのお部屋として和室をつくるのは難しければ、部屋の片隅に2帖でも十分です。ぜひ畳のある和の暮らしを考えてみてください。

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