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パントリー

2022年09月01日

こんにちは、スタッフ阿部です。新築時、キッチンにこだわりを持つ方にパントリーを設置しようか迷われている方はいらっしゃいませんか。キッチン周りは何かとものが多く、収納力を高めたいと考えている方も多いのではないでしょうか。今回はパントリー設置を検討している方に向けてご紹介いたします。

パントリーとは

主にキッチン周りにある収納スペースの呼称で、食料品や重箱や大皿などの日常的に使わない食器、ホットプレートやたこ焼き器といった調理器具、日用品、災害用保存食の備蓄といったものを保管しておくための場所になります。現代の住宅ではウォークインクローゼットのように独立したスペースを作るウォークインのタイプや、キッチンの横や一角に収納庫を設置したりするウォークスルーのタイプもあります。

パントリーを設置するメリット

1.まとめて保管できる(たくさん収納できる)

予め収納スペースが確保されているため、たくさんの食品をまとめて保管することができます。お米や箱買いのペットボトル、缶類などの重くかさばるものも、カップラーメンやパスタなどの乾物、レトルト食品などの保存食も置いておくことができます。
セールの時などにまとめ買いできれば、家計の節約にも繋がりますし、長期保存可能な食品や常温で保存可能な調味料や飲料を多くストックしておけば、仕事や育児などで忙しく買い物に行きにくいときにも重宝します。また、台風や降雪でなかなか外出できないときや、万が一の災害時でも、ある程度の非常食を自宅に保管しておけば、安心して生活することができます。

2.キッチンが整理しやすい

パントリーには食品だけでなく、使用頻度の低いホットプレートや出番の少ない調理器具、洗剤やスポンジといった消耗品など、キッチンに関わるものを全て収納することができます。生活感がでてしまいがちなキッチンを常にスッキリと保つことができます。

3.収納したものを探しやすい

使用頻度の高いもの、低いものを分けて収納することができ、棚がオープンになっていればどこに何を置いたのかひと目でわかります。キッチンの収納に無理やり詰め込むことがないため、整理整頓しやすく、探す手間が省けます。常備品の残量などもひと目でわかるため、無駄な買い物を減らすことにも繋がります。


パントリーの施工事例

こちらのお家は、キッチン背面収納のほかに、キッチン左手に1帖のパントリーを設けてあります。一帖でも十分な収納力があります。


こちらのお家は、キッチン右手に、0.5帖ずつのパントリー(収納)を設けてあります。左側の写真は階段下を利用した収納になっております。


こちらのお家は、キッチン左手に0.8帖のパントリーを設けてあります。扉をつけず、開口にすることでキッチンと一体で使うことができ、広く感じられます。


こちらのお家は、キッチン背面に扉をつけない、2.7帖(W3640×H1213.3)の縦長のパントリーになります。奥行きがあり、勝手口ドアがあります。このドアがあることによって、採光を取ることができ、日中は明かりをつけなくても使用することができます。


こちらのお家は、玄関すぐ左手に、2帖の納戸兼パントリーがあります。買い物から帰宅後にすぐにパントリーまで運ぶことができます。また、キッチン側からも行くことのできるウォークスルータイプのパントリーになっております。


まとめ

今回は、パントリー設置のメリットと施工事例を紹介いたしました。パントリーと言っても、ご家庭によってさまざまなレイアウトやデザインがあります。無計画に作ってしまうとかえって使いにくく、空間の無駄遣いになってしまう事もあります。家事導線を考えた上で、ストックする量、お家の大きさ、使う目的を考え、パントリーを設置するかどうか、自分たちのライフスタイルにあったお家づくりをおすすめします。