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無垢材の良さ

2022年07月08日

こんにちはスタッフ阿部です。お家づくりをする際に無垢材を取り入れたお家にしたいと考えられる方はいらっしゃいますか。今回は無垢材の良さについてまとめてみました。

無垢材とは

天然木から取り出した木を1枚の板に加工した自然素材のことです。
無垢フローリングの素材には固いオークやウォルナットだけでなく、柔らかいスギやパインなどさまざまな種類があります。
表面の加工方法にはオイル仕上げと呼ばれる自然塗装やUVウレタン塗装などがあり、着色塗料で元の木材よりも濃い色にすることも可能です。

無垢材といえば、「手入れが大変そうだな~」と思われる方もいらっしゃいます。確かに、無垢材は水に弱く、本物の木ですので、年数を重ねると隙間ができてしまう場合があります。しかし、それ以上にメリットもたくさんあります!

1.調湿作用がある

無垢の床は本物の木を加工して床材にしているため、木材がもともと持っている調湿効果があります。そのため、じめじめとした梅雨時には湿気を吸収し、乾燥する冬の時期には木材が持っている水分を排出して適度な湿度を保ってくれます。

2.木本来の質感を楽しむことができる

無垢材には自然の木でできているからこそ温かみのある木の質感を楽しむことができます。特にフローリング材で使用した場合、一枚一枚が異なる木目や色が合わさることで、落ち着きとナチュラル感あふれる空間を演出してくれます。また無垢材ならではの肌触りや足触りを楽しむことができます。凹凸のある木の節の感じなどは、まさに無垢材の特徴です。柔らかい材質であれば、膝への負担がかかりにくいといったメリットもあります。

3.経年美を楽しめる

通常、ものは時が経つにつれて見た目や質が劣っていくことになりますが、自然の木からそのまま切り出される無垢材は、「経年美」というかたちで逆に年々色味が深まり、より木目と近い色に馴染んでいく風合いになっていくとともに、耐久性の面でも、強度が年々下がっていくのではなく、何百年かけて徐々に強度が増していくという性質も持っています。

4.健康的な建材

複層フローリングの場合だと、板を張り合わせるために化学接着剤が使用され、そこから有害な化学物質が発生する恐れがあります。(丸藤建築ではそういった化学物質を取り除くFFC免疫加工というものをしているため、心配はありません。)
無垢材であれば自然の丸太から切り出されているため、化学接着剤などを使用する必要がありません。健康的な家づくりを目指すのであれば無垢材を使用することはかなり有効な方法です。

まとめ

今回は無垢材の良さについてまとめてみました。自然素材ならではの性質について、いろいろ発見があったのではないでしょうか? 心地の良い香りと、優しい感触、時間とともに変化していく風合いは自分たちの生活と共に彩ります。
無垢材は種類によって風合いや機能などが大きく異なっています。無垢材を選ぶ際には、まずは「家のどこに使用したいのか?」を決めた上で、実際にその無垢材を使用している家を見学してみたり、サンプルに触れてみたりしましょう。経年変化については、担当者にいろいろ教えてもらうことをおすすめします。特にフローリング材として使用する場合は、しっかり時間をかけて選ぶように心がけましょう。フローリングは面積が広いため、空間全体のインテリアに与える影響が大きくなるからです。また、床暖房を入れたい場合は、選んだ無垢材が床暖房に対応しているかどうかもしっかりチェックしてくださいね。
丸藤建築のモデルハウスのフローリングも無垢材を使用しております。ぜひ一度、ご来場いただき、自分の目で見て、触れて、ご体感して頂きたいです。実際にご体感いただくことで、新たな選択肢が増えると思います。