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動線を考えた間取り

2022年09月15日

家事動線の負担を減らすために重要な要素のひとつが、『動線』です。キッチンや水廻り、ランドリールームの行き来をしやすくすることで、時短や家事ラクに繋がります。最適な家事動線は家族構成やライフスタイルによっても変わってきます。いろいろなパターンを想定してイメージをしてみましょう。

洗濯動線

洗濯は工程が多く、その分移動距離も長くなってしいまいます。「脱ぐ→洗う→運ぶ→干す・乾かす→たたむ、運ぶ→しまう」をできるだけ移動距離が短くなるように間取りを配置させることで時短に繋がります。

衣類乾燥機や浴室乾燥機を活用することで、洗ってから干すまでの移動距離を最低限に。さらにクローゼットを併設することで、しまう作業までスムーズになります。
洗濯物の移動はローラー付きハンガーラックが便利です。ラックを置くことを想定した場所があれば、動線を邪魔することもありません。

回遊動線

回遊動線とは、行き止まりを無くして家の中をぐるっと回れるようにした間取りのことです。移動距離を少なくすることで「ながら家事」をしやすくしたり、開放感のある空間を演出したりすることができます。

こちらのお家は、洗濯動線に加えてサンルームとキッチンを行き来できるようにしており、家事の最中のスムーズな移動を叶えた間取りです。

収納スペースが限られてしまいがちな回遊動線ですが、階段下や隙間収納を工夫して使うことでデメリットをカバーできます。

帰宅動線

帰宅時はお子様と一緒だったり、荷物が多かったりしてバタつきがちです。お出かけグッズを収納できるスペースや洗面所を通る動線を設計することで散らかりにくく、またすぐに手を洗えるので安心です。

ウォークスルータイプのシューズクロークはコート掛けスペースやオープンの棚で収納できるようにしておけば、アクションが少なく出し入れすることができます。

帰宅動線上に手洗器を設置することで、手洗いうがいを自然な流れで行えるためストレスなく習慣化されます。

家事動線は写真や間取りだけではなかなかイメージし辛く、実際に歩てみることで使いやすさが実感できると思います。弊社のモデルハウスも家事動線が楽になるような間取りになっております。ぜひ一度モデルハウスでご体感してみてください。