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「食欲の秋」を満喫!料理がもっと楽しくなるキッチンの空間設計

2025年10月23日

はじめに

山形県庄内地方にも、いよいよ食欲の秋がやってきました。新米、庄内柿、旬の魚介類など、美味しい食材が並ぶこの季節は、キッチンに立つのが一段と楽しくなる時期です。
「料理は好きだけど、今のキッチンは使いにくい」「家族との会話を楽しみながら料理がしたい」—そうお考えの方へ。
今回は、高性能な住まいづくりを手掛ける私たち丸藤建築)が、「料理のしやすさ」「家族との繋がり」「快適性」の3つの視点から、秋の食卓を豊かにするキッチンの空間設計のポイントをご紹介します。


Point 1:高性能住宅だからこそ実現する「一年中快適なキッチン」
キッチンの快適性を考える上で、実は「家の性能」が非常に重要です。特に冬が長い庄内地域では、キッチン単体の設計だけでなく、断熱・気密性能が重要になります。

[1] 冬のキッチンも寒くない!足元から暖かい家
一般的な住宅では、リビングは暖かくても、キッチンや洗面所といった水回りは冷え込みがちです。特に冬場のキッチンの床は冷たく、長時間立ち続けるのがつらいと感じる方も多いでしょう。
丸藤建築のつくるスーパーウォール工法(SW工法)の家は、家全体が高断熱・高気密で、温度差が少ないのが特徴です。リビングとキッチンがつながっていても、冬でも足元からじんわりと暖かく、ヒートショックの心配も軽減されます。

[2] 料理の臭いや湿気もすぐに解決!高効率な換気システム
秋の味覚を楽しむ料理(例:揚げ物、魚焼き)は、どうしても臭いや煙が気になります。
計画的な換気システムが導入された高性能住宅なら、効率的に空気の入れ替えを行い、家中への臭いの拡散を防ぎます。また、梅雨時の湿気や、調理による結露の発生も抑制し、カビの心配が少ない清潔な環境を保てます。


Point 2:家族との繋がりを生む「キッチンの間取り」
秋の料理は、家族や友人と一緒に作業したり、出来立てをすぐに食卓へ運びたかったりするもの。キッチンの間取りは、家族のコミュニケーションを左右する大切な要素です。

[1]「ながら見守り」を実現するオープンな対面キッチン
お子様がいるご家庭や共働きのご夫婦には、リビングやダイニングを見渡せるオープンな対面キッチンが人気です。

  • LDKとの一体感: 料理中でもリビングで遊ぶお子様や、宿題をする姿に目が届きます。
  • 配膳・片付けのしやすさ: カウンターを通じて出来立ての料理をサッと受け渡しでき、食後の片付けもスムーズです。

[2] 効率を追求した「アイランドキッチン」と回遊動線
大人数で料理を楽しみたい、キッチンの作業効率を最優先したい場合は、シンクやコンロが壁から独立したアイランドキッチンがおすすめです。
アイランド型は、周囲をぐるりと回れる回遊動線を生み出し、複数人での作業がしやすくなります。キッチンからパントリー、そして洗面所へと繋がるような動線は、忙しい家事を格段に楽にしてくれます。


Point 3:収納とデザインで「料理が楽しくなる工夫」
山形ならではの旬の食材を扱う際には、一時置きのスペースや、調味料の収納、そして何より居心地の良いデザインが求められます。

[1] 大容量のストックを叶える「パントリー」

新米やいただきものの野菜、季節の保存食など、秋はストック食材が増える季節です。

丸藤建築がご提案する高性能住宅では、キッチンの近くに大容量のパントリー(食品庫)を設けることで、買い置きの管理を容易にし、キッチンをすっきり保つことができます。

[2] 北欧スタイルに学ぶ「魅せる収納」とデザイン

丸藤建築の規格住宅 trettio のような北欧テイストの家づくりは、キッチンデザインにおいても参考になります。

木の温もりを感じる無垢材のキッチンや、お気に入りの調理器具をあえて吊るす「見せる収納」を取り入れることで、まるでカフェのようなおしゃれで愛着の湧く空間が生まれます。


おわりに
キッチンは、単に食事を作る場所ではなく、家族の健康とコミュニケーションを育む大切な場所です。
丸藤建築は、高い住宅性能とデザインの力で、山形の暮らしに寄り添う快適なキッチン空間をご提案しています。
「こんなキッチンが欲しい」「我が家に合う間取りは?」といったご相談はもちろん、具体的な施工事例も多数ございます。ぜひお気軽にご相談ください。